資金を守るにはEAを動かすタイミングが重要
安全な日の安全な時間にだけ取引すれば破綻する確率はかなり減ります。
しかし、急騰急落がいつ来るかなんて誰にも分かりません。
指標が無い時も油断はできません。急なニュースで一方的に動く事はよくあります。
そういった時、大事なのは自動売買をどう判断して止めるかです。
搭載されている機能の使い方はEAのパラメーター設定でも説明していますが、ここではもう少し詳しくEAの稼働や停止する方法を紹介します。
単純にMT4の自動売買のオンオフで止める他に、
「ダ・ヴィンチ」EAでは様々な方法での決済や停止機能を備えているので是非活用して下さい。
エントリーを制御する機能の紹介
新規エントリーの開始と停止
時刻(日本時間)で新規エントリーの開始時間と停止時間を指定できます。
毎日その時間に取引を開始して決まった時間にエントリーを停止する事が可能です。
「新規エントリーの停止」を選択するとその時点でエントリーは行われなくなります。
すでに保有しているポジションのナンピンや決済は停止中であっても行われます。
日付指定でその日は取引しない機能
年末年始やゴールデンウィークなど取引しないほうがいい日を日付で指定できます。
画像の場合だと、1月の1日、2日、3日、5月の3日、4日、5日、12月の24日、25日にはエントリーしない事になります。
一度に最大20日分指定できます。機能を使わない場合は空欄にして下さい。
すでに保有しているポジションのナンピンや決済は指定日であっても行われます。
「来週は大きな指標があるからあらかじめこの日は止めておこう」など予定を立てられます。
決済してポジションを解消する機能の紹介
全決済の実行
オンにすると保有しているすべてのポジションを一括決済します。
オフに戻すまでは新たなエントリーを行いませんので安心して下さい。
指定した金額で損切り
損失pipsで損切りする機能とは別に、ここでは金額を指定して損切りすることができます。
必ず頭に「-」をつけて金額を指定して下さい。「0」でこの機能は無効になります。
指定した金額で全決済
上記の機能と似ていますが、こちらは利益損失どちらでも指定でき、反対側のポジションも含めた一括全決済が可能です。
保有している通貨のポジションの合計損益が指定した金額に達した時に全決済が行われます。
「0」でこの機能を無効、頭に「-」をつけると合計損失で全決済を行うことができます。
週末強制決済
土曜日の0時~閉場する5時50分までの間で指定します。
オンになっていると土曜日のその時刻に一括強制決済されます。
必ず「新規エントリーの停止」以降の時間を指定して下さい。
指定時間にポジション全決済
オンになっている時、指定した時間にポジションを全決済します。
この機能を使えば指標前に、「新規エントリーの停止」と合わせて「ポジション全決済」が可能となり、非常に便利です。
指標時にポジションを持ち越さない事ができます。
オンになっている場合は画面上にメッセージが表示されるので安心です。
EA稼働を止める目安とするもの
せっかくの自動売買なので24時間365日EAをフル稼働しておきたい所ですが、やはりリスクは高くなってしまいます。
自動売買のオンオフや停止機能をうまくコントロールして資金を守りましょう。
「ダ・ヴィンチ」EAには相場急変時にリスクヘッジする機能やスプレッドフィルター、ナンピンインターバルなど、相場が急騰急落した時のリスク管理機能があらかじめ用意されています。
ナンピンは果たして悪なのか
大きな指標時にはどちらか一方的に動く事が多いのでナンピンEAの稼働は特に気を付けなければなりません。
ナンピンは、少しの反発で決済できたり、反転すれば大きな利益を狙う事ができます。
ただし、一方的に相場が進むと含み損が雪だるま式に大きくなるデメリットがあります。
闇雲にナンピンする事は危険ですが、計算した上でのナンピンは立派な戦略です。
ナンピンを一切しなければ原資回収にかなりの時間を要する事になります。
ナンピンが絶対に駄目というのは間違った認識です。
必ず破綻するならとっくの昔にその手法は廃れ、誰も使わなくなっているはずです。
優位性があるからこそ昔から使われ続け、現在でも人気な取引手法として存在しています。
危険な武器でも、正しい使い方をすれば安全で心強い武器になります。
設定を変えて違うタイプにした「ダ・ヴィンチ」EAを同時稼働させて、ポートフォリオを組むことで破綻リスクを抑えつつ効率良く資金を増やす事が可能です。
破綻を前提として原資回収を繰り返す
一か月で数回しかエントリーしないような高勝率だけを謳ったEAを回して、何年もかけてようやく原資回収する事があなたの目的でしょうか?
それともリスクを許容して少ない資金を何倍にも増やす事が目的でしょうか?
どちらも100パーセント勝てる保証はありません。
それなら後者の利益率を高くして資金移動しつつ、ロスカット前提でまわした方がいいはずです。
破綻前提の高利率設定でリスクを徹底管理するのが海外FXでEAを運用する最適解とされています。
高度なカスタマイズでリスク管理を行える「ダ・ヴィンチ」EAを是非、体験して下さい。